PR:当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています

宅トラの料金と特徴【宅配型なのに大型荷物も預けられる】

公開日:|更新日:

宅トラは株式会社クオリティライフ・コンシェルジュが運営する宅配型トランクルームで、荷物の集荷・配送と倉庫での保管管理はクロネコヤマトが担っています。段ボール箱だけでなく、引越し用のカーゴ(ボックスタイプ)や、ベッド・ソファといった大型家具まで単独で預けられるのが特徴です。ただし、月額保管料の安さだけを見て選ぶと、初回引取料や全量出庫料が加わることで総額が想像より膨らむことがあります。この記事では公式情報をもとに料金体系を整理し、初回費用と出庫料まで含めた総額の試算を出します。なお、料金は荷物を集荷する地域によって変わるため、最終的には申込時の見積もりで確認する必要がある、という前提を最初に置いておきます。

宅トラとは

宅トラの運営会社は株式会社クオリティライフ・コンシェルジュですが、実際の集荷・配送と倉庫での管理運用はクロネコヤマトが担当しており、倉庫にはヤマトの社員が常駐して荷物を管理・運用しています。保管倉庫は茨城県古河市にあり、温度20〜25℃、湿度55〜65%に空調管理された定温定湿の環境です。防犯のため、利用者が倉庫へ直接行くことはできません。

預けた荷物は到着後に写真が撮影され、品名やサイズをデータ化した荷物リストとあわせて、管理サイト「スマート保管」からWeb上で1点ずつ確認できます。手元になくても、何がどんな状態で保管されているか確認できる点は安心材料といえます。

プランは大きく3系統あります。指定ダンボールに荷物を詰める「ちびタイプ」(ちびトラ3=3箱セット、ちびトラ5=5箱セット)、引越し用カーゴ単位で預ける「ボックスタイプ」(ミニボックス/レギュラーボックス)、そしてベッドやソファなど単独の家具・家電を預ける「大型荷物」です。公式が勧める用途としては、季節家電やレジャー用品、冬物衣料などが挙げられています。

段ボール箱に衣類や本を詰めている様子

料金の仕組み:月額に「初回引取料」と「全量出庫料」が乗る

宅トラの総額は、おおまかに「初回引取料+月額保管料×利用月数+出庫料」という構造で決まります。月額保管料だけを見ると手頃に感じますが、初回請求では初回引取料に加えて、利用初月の日割り保管料と2か月分の保管料がまとめて請求される(前払い)点に注意が必要です。

まず、ちびタイプ(関東地域・山梨からの引取の場合)の料金は次のとおりです。

プラン月額保管料初回引取料ダンボール費用取り出し配送料金
ちびトラ3(3箱)1,628円6,270円1,110円(370円/個)2,090円/個
ちびトラ5(5箱)2,178円10,450円1,850円(370円/個)2,090円/個

ダンボールは指定の箱が必須で、1個370円がかかります。次に、ボックスタイプ(東京都からの引取の場合)の料金です。

プラン月額保管料初回引取料全量出庫料
ミニボックス5,478円24,200円24,200円
レギュラーボックス6,600円27,500円27,500円

初回引取料と出庫料は、集荷する地域によって大きく変わる点に注意が必要です。たとえば沖縄県からボックスタイプを申し込むと、初回引取料は235,000円〜と公式に表示されており、申込後の見積もりが前提になっています。また、公式の請求例と料金ページとで引取料の金額表記に差が見られる場合もあるため、実際の金額は申込時の見積もりで必ず確認することが欠かせません。

箱とカーゴのサイズ

ちびタイプの指定ダンボールは、1箱60cm×40cm×40cm、重さ20kg以内というサイズ・重量制限があります。ボックスタイプのカーゴは次のとおりです。

プランサイズダンボール換算の目安
ミニボックス高さ130cm×よこ104cm×奥行104cm約24箱(100サイズ15箱・120サイズ9箱)
レギュラーボックス高さ170cm×よこ104cm×奥行104cm約30箱(100サイズ17箱・120サイズ13箱)

大型荷物は、ベッドやソファなど三辺合計250cmまでの荷物を月額2,475円〜(東京都からの引取の場合)で預けられ、450cmまで段階的に料金が上がっていく仕組みです。家具や家電そのものを箱詰めせず単独で預けられるのは、宅トラの大きな特徴のひとつです。

倉庫のカーゴに収納された荷物と、保護シートで包まれたソファやマットレス

総額試算:6か月・12か月でいくらになるか

ここからは、月額保管料だけでなく初回引取料・出庫料まで含めた総額を試算します。前提として、途中の出し入れはせず最後に全量を1回取り出す簡易計算とし、ちびタイプは関東・山梨、ボックスタイプは東京都からの引取の場合の公式料金を用います。また、初月の日割り保管料は計算から除いています。

プラン6か月の総額12か月の総額
ちびトラ323,418円33,186円
ちびトラ535,818円48,886円
ミニボックス81,268円114,136円
レギュラーボックス94,600円134,200円

ちびトラ3の6か月の内訳は、初回引取料6,270円+ダンボール費用1,110円+保管料1,628円×6か月(9,768円)+全量出庫料2,090円×3個(6,270円)=23,418円です。ミニボックスの6か月の内訳は、初回引取料24,200円+保管料5,478円×6か月(32,868円)+全量出庫料24,200円=81,268円となります。

※ボックスタイプの初回引取料・全量出庫料は、2026年11月1日に改定されました(それぞれ3,300円の加算)。このページの試算は、改定後の料金で計算しています。

このサイトの別記事宅配型トランクルーム比較では、他社(minikura・サマリーポケット・AZUKEL)の「1箱・6か月・最後に1回取り出し」の総額試算を2,300〜3,080円としています。これに対して、宅トラのちびトラ3を1箱換算すると23,418円÷3箱=7,806円となり、単価帯がかなり異なります。ただし、宅トラは箱自体が60cm×40cm×40cmと大きく、定温定湿管理・写真での荷物確認・集荷込みという条件があり、さらに大型家具まで扱える点で、そもそも単純な箱単価だけでは比較しきれない別軸のサービスだと捉えるのが正直なところです。

特徴:ヤマトの集荷と定温定湿、そして「一部出庫の停止」という現状

集荷・配送はクロネコヤマトが担当し、ボックスタイプと大型荷物は部屋の中からの運び出しにも対応します。ただし、洗濯機の取り外しや家具の解体、配線の取り外しには対応していません。梱包作業の代行はボックスタイプのみ有料で利用でき、1〜10箱23,100円、11〜20箱33,000円、21〜30箱42,900円(資材料金・資材配送料金・梱包作業料を含む)です。また、引取場所と違う住所への配送も可能で、出庫時に1点ごとに送付先を指定できます。

出庫のスピードについては、三辺合計160cm以内であれば倉庫営業日の午前中までに出庫指示をすれば当日出庫手配となり、関東圏内なら最短3日後に届きます。160cmを超える場合は、らくらく家財宅急便で3〜10日ほどかかります。

補償の上限は、レギュラーボックス60万円、ミニボックス44万円、ちびトラ5は14万円、ちびトラ3は8万円です。

一方で見逃せない注意点として、新規に申し込んだ利用者については、一部の荷物の出庫および追加入庫の対応を停止していることが公式に明記されています。細かく何度も出し入れするような使い方には、現状あまり向いていません。また、公式Q&Aでも「タイヤなど配送料が高額な品目や、緊急性の高い荷物はあまりお勧めできない」と案内されています。申し込み前に、自分の使い方に合っているかを確認しておく必要があります。

倉庫のラックに整然と並ぶ段ボール箱

向いている人・向いていない人

総額試算や制限事項をふまえると、宅トラが向いている人・向いていない人は次のように整理できます。

申し込みの流れ

申し込みはWebか電話で行い、申し込み後にスタートアップキット(利用の手引き、家財寄託申込書、重要事項説明、伝票やシールなど)が届きます。必要書類を返送したうえで、指定した引取日にヤマトが集荷に来る流れです。

初回の請求は、初回引取料+利用初月の日割り保管料+2か月分の保管料をまとめた金額になり、支払いは原則クレジットカード(デビットカード・プリペイドカードは利用不可)です。法人契約の場合は口座振替や請求書払いも可能です。その後の保管料は、毎月末に請求されます。

荷物を取り出したいときは、管理サイト「スマート保管」から出庫手配を行います。預けていた全荷物の出庫が完了した時点で解約となり、先払いしていた保管料はクレジットカードへ払い戻されます。

なお、申し込み後であっても、引取日の3営業日前までの申し出であればキャンセル料は発生しません。ただし、すでに購入済みのダンボール代は返金されない点には注意してください。

申し込み前に確認したい注意点

最低保管期間は6か月です。6か月未満で解約しても6か月分の保管料がかかり、初回引取料・6か月分の保管料・全量出庫料の合計が一律で発生します。6か月を超えて利用する場合、保管料は日割りで請求されます。「とりあえず数か月だけ」という使い方には不向きな料金設計になっている点は、申し込み前によく理解しておきたいところです。

初回引取料と全量出庫料は地域差が非常に大きいことも、改めて強調しておきます。同じボックスタイプでも、沖縄県からの引取では初回引取料が桁違いの金額になるため、関東や東京の料金表をそのまま自分の地域に当てはめることはできません。

また、預けられない物が多い点も見落とせません。現金・有価証券・通帳・印鑑・パスポートなどの貴重品や重要書類、仏具・遺骨、写真・アルバム・レコード・CD・DVDなどの記録媒体、動植物、貴金属・美術品・骨董品・着物、精密機器、ガラス製品や人形・フィギュアなどの易損品、楽器、オーディオ機器、可燃物・危険物、バッテリーやバッテリー付属品(電動自転車など)、食料品・飲料・アルコール、液体、一梱包30万円を超える物または1BOXあたり60万円を超える物、三辺合計450cmを超える物は預けられません。タンスや衣装ケースも、中身を入れたままでは預けられない点に注意が必要です。

そのほか、大型荷物は3月1日〜4月12日の繁忙期にシーズン料金として1依頼あたり2,200円が加算されます。また、保管料の割引キャンペーン(たとえば2026年10月15日時点で告知されていた、保管料8カ月分25%OFFのようなキャンペーン)が実施されることもありますが、総額を左右するのはあくまで初回引取料と出庫料です。キャンペーンの割引率だけで判断せず、総額でいくらになるかを必ず確認したうえで申し込みを検討してください。

まとめ:月額ではなく「引取料+出庫料」まで見て判断する

宅トラは、クロネコヤマトによる集荷・配送と、茨城県古河市の定温定湿倉庫での管理、写真付きの荷物リストといった安心材料を備えた宅配型トランクルームです。指定ダンボールの「ちびタイプ」から、引越し用カーゴの「ボックスタイプ」、ベッドやソファなど単独の「大型荷物」まで扱える点は、他の宅配型トランクルームにはない強みといえます。

一方で、月額保管料だけを見て選ぶと、初回引取料・全量出庫料を含めた総額は想像より大きくなります。最低6か月という縛りや、地域によって大きく変わる引取料・出庫料、新規申込での一部出庫停止といった制限事項もあるため、「月額がいくらか」ではなく「引取料と出庫料まで含めた総額でいくらになるか」を基準に検討することをおすすめします。宅配型トランクルーム全体での総額比較については、こちらの宅配型トランクルーム比較の記事もあわせて参考にしてください。

料金の詳細と、地域別の引取料の見積もりは公式サイトで確認できます。

「宅トラ(宅配型トランクルーム)公式サイト」
記載した金額はすべて税込です。料金・条件は宅トラ公式サイトで2026年11月4日に確認した内容に基づいています。ちびタイプは関東地域・山梨、ボックスタイプと大型荷物は東京都からの引取の場合の料金であり、実際の料金は地域により異なります。総額試算は一定の前提を置いた当サイトの簡易計算であり、実際にかかる金額を保証するものではありません。申し込みの際は、必ず公式サイトおよび申込時の見積もりで最新の料金・条件を確認してください。

© トランク相場(trunk-souba.com)|運営:トランク相場

トランク相場のマスコットキャラクター、フクロウ
フクロウのひとこと

宅トラは、月額の数字よりも「預けたい荷物の大きさ」と「預ける期間」で判断したいサービスです。とくに初回の引取料は住んでいる地域で大きく変わるので、申し込み前の見積もりが大事な下調べになります。

この記事を書いた人

トランク相場 編集部

料金・条件は、各サービスの公式サイト・公式ヘルプ・公式料金表で確認し、出典と確認日を記事内に明記しています。料金情報は月1回を目安に見直し、料金改定が判明した場合は、総額試算もあわせて更新します。

編集方針として、広告報酬の額や提携の有無によって、比較の順位や評価、試算の結論を変えることはありません。提携していないサービスも、比較に必要であれば同じ基準で取り上げます。

運営者情報・編集方針の詳細はこちら